New Seies NO83 2007 . 12 . 23
「十界曼陀羅絵図」
マコBBSメンバーの斑目力曠さんが、かねてから制作依頼していた「十界曼陀羅絵図」が完成間近ということで、特別に見学をさせてもらった。
制作アトリエは西新宿神田川沿いの民家の2階にあった。制作者は仏画を得意とする増野充洋画伯。増野さんは斑目さんから制作依頼を受けてから、4年の歳月をかけて描き続けている。
増野さんは若い頃、政治家の道を目指していたが、あるとき天からの啓示を受けて、チベットの密教寺院に入り、独学で仏画を習得してきた。以来仏画を描き続け、寺院に依頼されて日蓮宗や真言密教の仏画も収めてきた。
「十界曼陀羅絵図」は、僧侶でもある斑目さんが、長年構想を温めてきたもので、六道(地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天人)プラス声聞(しょうもん)、縁覚(えんがく)、菩薩(ぼさつ)、仏の四つの世界を加えた十界を曼陀羅絵図に描けないかと熟慮して、ついに増野画伯に依頼したものである。
この「十界曼陀羅絵図」は畳2枚の大きさに描かれている1枚の絵図である。絵の中に境界はないが、十界が描かれているので、10場面の絵が境界なく繋がって描かれているわが国初のものである。
1枚の絵から十界を取り出すようにして撮影した一部が8枚の写真である。最後の仕上げと表装される前の絵だからこそ、レンズと絵の間に何もなく、オリジナルに近い質感が再現された。
なお、この絵図についての解説は、いずれ斑目さん自身が書いてくれるそうですので、メンバーは楽しみにしてください。
by MAKO
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テーマを広く求め、Makoの撮影した写真により構成してまいります。