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| エンターテインメントニュース - 12月13日(月)13時3分 |
「冬のソナタ」「世界の中心で、愛をさけぶ」などで今年ブームとなった「純愛」。その原点といえる昭和30年代の往復書簡集「愛と死をみつめて」(大和書房)が41年ぶりに復刊され、15日に発売されることになった。「究極の恋愛」ストーリーが再び話題になりそうだ。 「愛と死をみつめて」は大阪で高校生のときに発症した軟骨肉腫(にくしゅ)という不治の病と闘いながら昭和38年に21歳で逝った大島みち子さんと、恋人で東京の大学生、河野実(まこと)さんがやりとりした手紙で構成。 同年暮れに大和書房から出版。《マコ、万一の場合、男らしくあきらめて、また新しい人生の幸せをさがして下さい》《ミコ! 僕は心から君を愛している》などのやりとりに日本中が涙し、140万部のベストセラーに。TBSでドラマ化され、吉永小百合・浜田光夫主演の映画は同年トップの観客動員を記録。♪マコ、甘えてばかりでごめんね…の青山和子の歌も日本レコード大賞を受賞した。 それから40年。大和書房の矢島祥子取締役編集部長(57)によれば、純愛ブームで「愛と死…」への注目が高まり、河野さんや遺族の思いも重なって復刊が決まったという。 「今、人と人が思い合う、ひたむきなものにひかれ、あこがれている。ミコさんのけなげさ、マコさんの愛情の深さで、文章も味わい深い。この胸のときめきを感じてほしい」と矢島さん。 入社3年目の編集者、白井麻紀子さん(25)も「会社で初めて読んで号泣でした。今ならメールで一瞬で伝えられることが手紙では何日もかかる…ミコやマコと一緒にハラハラしました」という。 初版本と復刊本の奥付(発行日)は同じ12月25日。「偶然ですが、みち子さんがそうしてくれたような気も。41年後の恋人たちへのクリスマス・プレゼントです」(矢島さん)。 一方、河野さん(63)はその後、結婚、2女をもうけ、現在はジャーナリストなどで活躍中。復刊に「40年の風雪を経て、なお忘れられていない存在と実感しました」と語る一方、「ある時期、このことが“重荷”になっていたが、娘が中学生のときに知って『パパ、すごいじゃん』っていってくれた。ただ、娘2人を育て、還暦もすぎた今、当時のみち子さんのご両親のせつなさも感じ、猛烈な感慨も味わっています」と話した。 (夕刊フジ) - 12月13日13時3分更新
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