| ●ホウレン草 | マコ-ワールド流 菜園作法 | ||||
ホウレン草は、葉もの野菜の中では、やや作りにくい。酸性土壌に弱いからである。酸性地にホウレン草を蒔くと、発芽しても黄色くなり、いつのまにか消えてしまう。消えるというのは、枯れた後、地べたに張り付くようにして、数日のうちに腐食してしまうのである。 また、暑さと湿気に弱い。成長してしまえば少々の暑さや雨にも耐えるのだが、双葉の時期に高温多湿にあうと、枯れてしまう。枯れる場所をよく観察すると、畝の凹部から始まる。このため、畝づくりの仕上げは、畝幅と同じ長さの板で、丁寧にならさなければならない。酸性に弱いからといって、消石灰をやりすぎると、窒素肥料を吸収しにくくなって成長障害を起こす。私の場合は土壌消毒を兼ねて、石灰窒素と過燐酸石灰を元肥に混ぜ込む。追肥するときは酸性肥料を与えない。溶性燐肥の粉体をバラ撒き、水に溶かした尿素を、ジョウロで葉の上の溶性燐肥を洗うようにかけてやる。ただし、畝が湿っているときは絶対にやってはいけない。 ホウレン草は、本来は冬野菜である。霜に当たっても雪をかぶっても、枯れることはない。十月蒔きの冬越しのホウレン草は、味も栄養も最高である。三月蒔きの五月収穫もあるが、葉肉も緑色も薄い。したがって、味も冬ものに劣る。また、すぐにトウ立ちしてしまう。 |
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