| ●エシャロット | マコ-ワールド流 菜園作法 | ||||
エシャロットは、フランス語のため、西洋野菜だと思っている人たちが多いが、いま日本に出回っているもののほとんどは、ラッキョウの一年ものである。ラッキョウは甘酢漬けで食べる。カレーライスにはなくてはならない添え物になっている。大きなラッキョウは二年ものか、三年ものもあるそうだ。ナマで味噌をつけて食べるエシャロットは、一年ものか二年ものである。一年ものは食する部分が小さいので、野ビルに見まちがえられることもある。小さくても一年もののほうが香りも強く、シャキシャキした歯ざわりがあっていい。 虫もつかないし、病気も発生しないので作りやすいが、球根の植え付けから、食べるまでに十カ月近くかかる。菜園の端のほうで栽培しないと、他の野菜の邪魔になることがある。 植え付けは九月中旬。完熟堆肥、鶏フン、化成肥料を畝全体にバラ撒いて、鍬ですき込む。球根を五、六センチ間隔に畝にねじ込むようにして植える。球根の頭の、茎の付け根が見え隠れするくらいに軽く土をかけ、手で軽く叩いておけばよい。 植え付けた後の手入れは、ほとんど必要ないくらいだ。十月と翌年の三月、鶏フンの粉体と化成肥料(低濃度)を畝全体にバラ撒いて、片手で持てるミニ熊手で、株間を耕す。その上で畝の両側から軽く土寄せをする。 四月から五月にかけて、間引くように一株ごとに引き抜いて食べる。採りたてのエシャロットは香りが強く、市販のものよりもはるかに歯ざわりがよい。二年ものは球根が大きくなる分、香りと歯ざわりの良さを失う。つまりエシャロットを卒業し、ラッキョウになっているのだ。 |
|
||||