| ●タマネギ | マコ-ワールド流 菜園作法 | ||||
| タマネギは冬から初夏にかけて作るので、病気や害虫の心配がなく、作りやすい。 私は苗を自分で作らない。九月に苗床をつくるスペースがないのと、発芽までに毎日水やりなどをする手間と暇がないからだ。 そこで九月にホームセンターに出回る球板を購入する。なぜタネ蒔き時に球根が売り出されるか。球根は二種売り出される。一つは直径二〜三センチのもの。もう一つは、直径一センチ前後のもの。前者は葉タマネギ用で、購入と同時に蒔きつければ、十一月下旬から葉タマネギで食べられる。葉タマネギは、スキヤキに使うと、長ネギよりも甘味があって、歯ざわりもいい。 タマネギにするものは、九月に購入した一センチのものだ。これをネットに入れたまま、家の北側の涼しいところに、十一月まで吊るしておく。私の行きつけのホームセンターでは、十一月にはなぜかタマネギの球根は売っていない。そこで、九月に購入しておかなければならない。十一月には、タマネギの苗が同じホームセンターで売っている。 ここで一ついっておきたいが、ホームセンターで売っている時期が蒔き時、植え時と思ったら、大間違いである。同じホームセンターでは、ナス、トマト、キュウリ、ピーマンなどを四月上旬から売り出している。適期よりもーカ月も早い。うがった見方をすれば、四月上旬に一度売って、うまく育たなかった人たちに、五月上旬にもう一度購入させるためではないのか、と思う。 葉タマネギではなくタマネギを育てるには、習志野台地では、苗であっても球根であっても、十一月中旬に植える。早すぎるとトウ立ちしやすくなり、遅すぎると梅雨入り前の収穫期までに十分な玉にならない。 私の場合、一畝三列植えにする。畝づくりは、完熟堆肥と鶏フンと黒灰をすき込む。平らにならした約六十センチの畝に、ナスやトマトに使用する支柱の尖った先で、線を引くように細い溝をつくる。三本の溝は十五センチ間隔。この溝に八センチごとに球根を差し込むように植える。植え終わったら溝の両側から、両手を使って溝に土を埋め戻す。埋め戻したら、長さ六十センチの板で軽く叩くようにして、畝全体を押さえる。 十二月上旬には、約十五センチぐらいに伸びてくるので、完熟堆肥を畝全体にバラ撒いて、霜対策と防寒を兼ねる。 三月に入るとグングン伸びるので、玉を大きくするために、化成肥料をやや多めに与え、三列の株間を、片手で持てるミニ万能鍬で中耕する。 四月中旬、最後の施肥(化成肥料)をするが、もう中耕はしない。タマネギがピンポン玉以上になっていて、傷つける可能性があるからだ。この時点で葉タマネギで食べてもいい。 十一月下旬に食べ出した葉タマネギは、トウ立ちする前の四月上旬までに食べ終わっている。 |
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